ハーレーのカスタムとタンクについて

タンク

ハーレーダビッドソンは、アメリカ生まれの人気バイクのひとつです。カスタムパーツが多く、好みのスタイルでバイクを作り上げることが可能なので、男女を問わず多くのライダーに愛されています。

バイクを構成しているパーツは、それぞれ重要な役割を担っています。タンクは、ガソリンをためておく入れ物ですが、オートバイとしての形に大きな影響を与えています。ハーレーダビッドソンの場合、ビッグツイン系だとファットボブ、スポーツスター系だとティアドロップと呼ばれるものが定番となっています。

ファットボブは、ナックル時代から形をあまり変えていないというイメージを持つ人が少なくありません。しかし、パーツやシルエットは違うのです。初期の5ガロンにはシャットバルブが付いていました。ティアドロップの場合は、1997年からすべてのモデルがロングタイプとなっています。

ナックルヘッドの時代のエンブレムは、ハンドシフトにかからず丁度良いアクセントになっています。1941年から1950年までナックルやパンに付いていたエンブレムは、とてもシンプルです。1957年のパンヘッド時代に使われていたエンブレムは、赤とゴールドでパンヘッドにマッチしています。1959年から1960年に採用されたエンブレムは、ベースがメッキであり、赤の文字が生えています。1963年から1965年までに付けられていたエンブレムは、ラインがシャープでスポーツタンクに合うと好評を博していました。